キャピタリストナビからのご挨拶
リーンスタートアップ、シードアクセラレーター、コンバーチブルノート…この数年でベンチャーキャピタルやプライベートエクイティの業界にも新たな概念が登場し、シリコンバレーを中心にプライベートエクイティの世界も活況の様相を呈してきています。
一方で、バブル崩壊から20年、気がつけば失われた10年は失われた20年となり、日本経済は未だ世界のトップに返り咲くことができません。
この長い長いトンネルは日本の若者たちから徐々に未来への希望を奪いつつあります。
日本はこのまま緩やかな衰退を辿るのでしょうか?
それとも、再び世界の雄として浮上するのでしょうか?
その答えはまだわかりません。
しかしながら、日本経済は停滞を続けつつも、日本の資本主義は着実に進化してきています。
かつては間接金融中心であった日本の資金調達マーケットにおける直接金融のプレゼンスは増し、ベンチャーキャピタルやバイアウトファンドと言ったプライベートエクイティファンドの存在も今や日本経済にとって欠かせないものとなりつつあります。また、スタートアップや起業家、そして、それを支援するサポーターも少しずつ増え、日本の未来を変えたいという熱い若者たちも動き始めました。
世界を変える起業家を日本から新たに生み出すために、そして、日本で生まれたかつての優良企業たちが栄光を取り戻すために、キャピタリストたちの活躍にさらなる期待が集まります。キャピタリストと呼ばれる賢人たちが、日本の資本主義を支え、そして、日本全体を飛躍に導いてくれることを願いキャピタリストナビをスタートさせて頂きます。
2013年7月 キャピタリストナビ運営事務局